奈良先端科学技術大学院大学に落ちた話
はじめに
大学院受かった話じゃなくて落ちた話かよって言う記事です。
大学院受験は落ちることないぞって言われがちだけど普通に落ちる人いるぞって話をしていこうと思います。 そんなに細かいことは書かないので、ご質問があったら連絡してくれれば答えられます。
忙しい人向け
- toeic680では落ちたので高い点数取れるならとっとけ
- 何より大切なのは提出する論文なので、たくさん添削してもらえ。それでも落ちるときは落ちる。
- 院試向けとしてマセマって言われてるけど全然出ないから、いろんな参考書使ったほうがいい。
- 多分あっちが指定してる教科書で数学勉強するのが一番いいよ。ほんとにマセマ出ないから
- あとマイク付きイヤホンは有線を使え。僕は数学の試験中にイヤホンだけが切れて(マイクは残っていた)相手の声が聞こえない中、一人で話している状況に陥ってしまってテンパって受験をした。相手からのアドバイスとかもチャットでしてくれるけど、とにかくレスポンスが遅れたりするので、限られた制限時間の中でそれをするのは本当に最悪だった。なにより状況にテンパって頭がバグってマトモな解答できてない。
- 単純に数学の問題がむずかったから関係ないけどね
- どんな問題が出たかは覚えてない。もしかしたら中点連結定理の本質を問う問題のようなものが出た気もする。
以上です。
最初に受ける前のスペック
地方国立電気系で、卒論はどっちかというと情報系の理論に近い研究してました。 toeicは680点で提出しました。長期インターンとかロボコンに出てたりもしたのでそれなりに課外活動には力入れてたと思う。
普通に入念に準備したつもりでも落ちたし、入試当日のハプニングとかもあったので、そのへんを書いていこうと思います。 自分は奈良先端科学技術大学院大学だけでなく、筑波大学を外部院試で受験しているので、同時並行が大変でした。
結局、奈良はおちましたが今は筑波大学に合格して楽しく通っています。その時の受験も結構大変だったのであとで記事にできたらしようと思います。
では、本題です。
奈良先端科学技術大学院大学の入試スケジュール
確か、7月に受験があったと思うのですが、最初に数学、次に面接とすぐ始まったような気がします。
この時はちょうどコロナの時期だったので2つともオンラインでの試験でした。
簡単なスケジュールは以下のようになってマス。
学部3年 1月:院試のためのtoeic申し込み 2月:春休み ・toeic受験 このときは630点くらいで、奈良先端の平均点が670点くらいって聞いてたので焦って3月も受けました。 ・研究室訪問とかオープンキャンパスとか ホームページで興味のある研究室を見つけてはアポをとってオンライン上で教授の話を聞いていました。 オープンキャンパスが確か冬にあったと思うので、絶対行ったほうがいいです。学生がたくさんいるので雰囲気を知るためには絶対重要だと思います。
3月:春休み - toeic受験 このときに680点とったので、一応平均は超えてるってことで受験を終了しました。 - 卒論のテーマ決め 6月までには確か、研究論文のようなものを提出する必要があって、例年のものを見ると、たいてい、修士でやりたい研究、学部で行っている研究の二部構成が求められていました。なので、学部の研究室が3月に決まってから、早々に自大の先生と相談して方向性だけでも決めていました。
4月: - 数学の勉強 マセマをめっちゃやってた。正直、線形も微積も基本を忘れているレベルだったのでずっと基本の勉強をしてた。 - 卒論のための関連研究のサーベイとか背景の勉強 受験のときに提出する論文には自身の研究も書く必要があるので、この辺を進めるべきだと思ってけっこう頑張ってた。
5月 - 数学の勉強
マセマの続き。あとはネットに転がってる院試問題を全部とけるようにしていた。他にも他大の過去問でかぶってるところを勉強してた。 - オープンキャンパス
確か、冬とは別にもう一回あって、このときには行きたい研究室をしっかり決めて、その先生にいろいろ相談した。 - 提出書類を全部書く - 自身の研究
6月 - 数学 - 書類提出
7月 - 受験
試験内容
数学 終わった。ゴミレベルでした。何がというと、問題が難しすぎて解けないのと、ブルートゥース接続していたマイク付きイヤホンのサウンドが死んだ。数学中は一人でマイクに話していて、相手の応答が全く聞こえなかった。そういう意味でも頭がテンパっていて、ほんとに必死にホワイトボードに解答を書いてたけどあいての反応も微妙すぎてもう、無理だった。
面接 数学の試験が終わって、ブルートゥースをつなぎ直したら、待ち時間の間にイヤホン機能が治って、無事に面接は受けられたけど、正直、数学の疲れが残ってて記憶に残ってない。
一応、簡単に何聞かれたか。 面接時間の合計は5分とかくらいだと思う。正直5分で何がわかるんだと思ったレベルだったのでちょっと腹立ってた気がする。 多分、面接じゃなくて、提出した論文と数学の試験でほとんど決まっていたと思う。
あとは、提出した論文を1分で説明してっていきなり言われた。1分で説明できることなんてたかが知れてるし、中身は修士でやりたい研究と自身の今の研究なので。無理だろって思いながら説明した。その中で、修士でやりたい研究の書いた文面からは整合性がないなどと言われたような気もするので、ほんとに書面での論理が破綻していないかが重要だと思う。結構しっかり書いたつもりだったけど、専門家から見たらそうだったのかもしれない。
他には僕の研究が機械学習系だったので、勾配法ってなに?とか聞かれた。
結果
普通に落ちた。
以上です。
さいごに
ちょっと後半雑になってしまったけど、こんな感じでやっておちました。
個人的にはしっかり対策したつもりでしたが、普通に落ちたので、この記事を人はぜひ受かってほしいです。